脳室・頭蓋底ハンズオンセミナー

第28回日本神経内視鏡学会
脳室・頭蓋底ハンズオンセミナー 開催のお知らせ

第28回日本神経内視鏡学会準備委員会ではモデルを用いたハンズオンセミナーを下記の要領で開催いたします。シリンダー手術、経鼻頭蓋底手術、小開頭手術に興味のある先生方の参加をお待ちしております。本セミナーではタスクに特化したモデルを用い上記手術の実践的な練習経験を提供いたします。但し、本セミナーは講習内容を考慮して日本神経内視鏡技術認定制度の認定を取得しておりません。本セミナーは原則としてすでに日本神経内視鏡学会の技術認定医の資格を有する方を対象といたします。

日時 2021年11月19日(15:00-18:00)
場所 ウインクあいち 7階展示場(機器展示会場)
参加募集人数 30名
実技:16名
見学:14名
参加費 実技:15,000円
見学: 5,000円
対象 1.日本神経内視鏡学会認定認定医(原則)
2.シリンダー手術、経鼻頭蓋底手術を志す本学会会員

内容

1. Aコース(8名)

モデルを用いた内視鏡下経鼻頭蓋底手術および脳室シリンダー手術

2. Bコース(6名)

内視鏡/外視鏡手術(髄膜腫モデル、眼窩上小開頭アプローチ)

講師

丹原 正夫* (福島県立医科大学)  代表
渡邉 督 (愛知医科大学)
石井 雄道 (東京慈恵会医科大学)
小松 文成 (藤田医科大学ばんたね病院)
岸田 悠吾 (日本赤十字社愛知医療センター 名古屋第二病院)
荒川 芳輝 (京都大学)
阿久津 博義 (筑波大学)
竹内 和人 (名古屋大学)
谷川 元紀 (名古屋市立大学)
永田 雄一 (名古屋大学)
奥田 武司 (近畿大学)
菅原 貴志 (東京医科歯科大学)

使用モデル

Group A 内視鏡下経鼻/シリンダー手術

テーブル1. 硬膜縫合モデル(Integra Japan)
テーブル2. トルコ鞍削除卵モデル(産業技術総合研究所)、視神経モデル(メドリッジ)
テーブル3. 拡大経鼻手術モデル(ジャパン・メディカル・カンパニー)
テーブル4. 脳室シリンダー手術モデル(ジャパン・メディカル・カンパニー)

Group B 内視鏡下眼窩上小開頭手術

テーブル5. 眼窩上小開頭(髄膜腫)モデル
テーブル6. 眼窩上小開頭(髄膜腫)モデル

モデルについて

ジャパン・メディカル・カンパニー
  • 経鼻モデルAdvanced
    従来のKEZLEX経鼻内視鏡手術モデルを改良し、トルコ鞍部~蝶形骨平面、斜台部の骨削除、硬膜切開から腫瘍摘出に特化したモデルを開発しました。鼻腔内構造を省略しています。
  • 脳室内腫瘍モデル
    内視鏡下シリンダー手術で凝固吸引管、内視鏡用剥離子、鉗子などを用いて腫瘍摘出を行うモデルを開発しました。
産業技術総合研究所
  • 内視鏡下鼻内手術トレーニングモデル(サージトレーナー)
    トルコ鞍内操作基本セット
    トルコ鞍部に鶏卵を置いて、骨削除を行います。卵殻膜を残して骨削除を行うなど、繊細な手術操作のトレーニングができます。
Integra Japan
  • 内視鏡下経鼻縫合モデル
    内視鏡下経鼻腫瘍摘出時の硬膜縫合に特化したモデルです。
メドリッジ
  • バイオニックブレイン(経鼻手術モデル)
    鼻腔から脳、脳神経も再現したモデルです。視神経に圧センサーを設置してあり、ドリリング、手術操作の視神経に対する負荷を感知します。
ウェトラブ
  • キーホール開頭脳腫瘍摘出モデル
    元々開頭クリッピング術用に開発されたモデルを、眼窩上キーホール腫瘍摘出術用に改良しました。皮膚切開、開頭も行え、硬膜下はwetモデルとなっており、くも膜、動静脈、腫瘍のfeederも再現しています。

使用機材

Group A

テーブル1. 内視鏡、ホルダー (K Storz、三鷹)
テーブル2. 内視鏡、ホルダー (K Storz、三鷹)
テーブル3. 硬性鏡 (endoarm 4K)
テーブル4. 硬性鏡 (オリンパス)

Group B

テーブル5. Orbeye+4K endoarmx1(オリンパス)
テーブル6. 3DDVITOM+3D endoscope(K Storz)

参加申込方法

参加申込前に下記のお願いをご一読いただき、お申込をお願いいたします。

ハンズオンセミナーにおける
新型コロナウイルス感染症対策に関してのお願い

1. 参加条件

1)以下のいずれかの提出をお願いいたします。提出のない場合は参加をお断りいたします。
予めご了承ください。

  • ①自治体から支給される接種券に付随する予防接種済証(臨時)
  • ②職域接種で交付される「新型コロナワクチン接種記録書」
    https://www.mhlw.go.jp/content/000744276.pdf
  • ③上記を紛失した場合などには、カルテのプリンアウトなどによる簡易証明
  • ④ハンズオン参加予定日前1週間以内の新型コロナウイルスの抗原検査あるいは
    PCRの陰性結果

2)以下の事項に該当しない。

  • ①体調がよくない場合(例:発熱・咳・咽頭痛などの症状がある場合)
  • ②過去14日以内に発熱や感冒症状で受診や服薬等をしたまたは、過去14日以内に同様の症状にある人との濃厚接触がある
  • ③過去14日以内に政府から入国制限、入国後の観察期間を必要とされている国、地域等への渡航又は当該在住者との濃厚接触がある場合
  • ④その他、感染の疑いや不安がある

2. 当日の参加受付時の対応

1)受付窓口には、検温場所、手指消毒剤を設置いたします。

2)発熱や軽度であっても咳・咽頭痛などの症状がある人の参加はお断りいたします。

3)人と人が対面する場所は、アクリル板、透明ビニールカーテンなどで遮蔽いたします。

4)参加者が距離をおいて並べるように目印の設置等を行います。

5)参加者には以下の事項を記載した書面をご確認いただき、書面へのご署名を
お願いいたします。

  • ①氏名、年齢、住所、連絡先(電話番号)
  • ②利用当日の体温
  • ③利用前2週間における以下の事項の有無
  • 37.5度以上の発熱あるいは平熱より1 度以上高い発熱
  • 咳、咽頭痛•だるさ(倦怠(けんたい)感)、息苦しさ(呼吸困難) など風邪の症状
  • 嗅覚や味覚の異常
  • 体が重く感じる、疲れやすい等
  • 新型コロナウイルス感染症陽性とされた者との濃厚接触の有無
  • 同居家族や身近な知人に感染が疑われる方がいる場合
  • 過去14日以内に政府から入国制限、入国後の観察期間を必要とされている国、地域 等への渡航又は当該在住者との濃厚接触

3. 参加者が順守すべき事項

1)ハンズオン中はマスクを着用し、飲食を行わないようにしてください。

2)適宜手洗い、アルコール等による手指消毒を実施してください

3)可能な範囲で他の参加者やスタッフとの距離を確保してください。

4)大きな声での会話はお慎みください。

5)感染防止のために学会が決めた措置の順守をお願い致します。

6)ハンズオン終了後2週間以内に新型コロナウイルス感染症を発症した場合は、学会事務局に対して速やかに濃厚接触者の有無等についてのご報告をお願い致します。

7)極力、三つの密を避けるようにご留意ください。

参加ご希望の方は①参加希望者氏名、②所属、③連絡先、④実技、⑤見学、⑥希望グループを明記し、2021年10月17日までに下記メールアドレス宛に応募してください。

グループAは8名が各テーブルをローテーション、グループBは各テーブル3名ずつ固定での実習になりますのでグループBを希望の方は希望のテーブル名も表示してください。

尚、希望者多数の場合は当方で抽選とさせていただきます。あらかじめご了承ください。

メール宛先:jsne28@aichi-med-u.ac.jp (愛知医科大学 脳神経外科)

ページトップ